秒速5センチメートル感想文!
長文のため、興味ない方、ネタバレNGな方、また個人的な勝手な解釈NGの方はスルーでw
↓
【感想文と考察】
まずはイースエターナルから定評のある、相変わらずの光の使い方はさすがですw。まさに美しい。
さて、難しいのが本編。テーマは確実にあるのですが、「わかるんだけど言葉にするのが難しい」というイメージです。
勝手な解釈で感じたものを言葉にすると「心とは何か?」「思い出への還元」というものを子供〜大人にかけての描写で成長、葛藤、すれ違い等で現したものだと感じました。
下に個人的な勝手な解釈であらすじを書くと、こんなお話になるのかな?
私は一度しか見ていないので違う面も多そうですが
【第一章】
子供は疑うことを知らない。
憧れの警察官、飛行機のパイロット、何にだってなれる、何でも出来ると信じている。
だから彼等は相手のことも疑わない。男の子はどんなに遅れても彼女が待っていてくれると、女の子は彼が遅れても絶対に来てくれると。
彼等は再会する。どんなに遅れても、どんなに寒くても。そして誓いあう。
離れていてもずっとずっと好きだと。どんなに離れても、どんなに時が経っても、好きなままで再会しようと。
何にだってなれる。
何でも出来る。
だからこの時も少しも疑わなかった。
この約束もいつか叶えられると
5センチメートルだけ近づけた気がしていた、そんな日のこと
眩しかった日のこと、そんな冬の日のこと
【第二章】
好きな人がいる。
転校してきたあの男の子。
カッコ良くて、優しくて、一目惚れだった。
でも知っている。
彼には好きな子がいる。
会ったこともない彼の携帯電話の先の相手。
薄々気がついていた。
何でも出来るなんてことは有り得ない。出来ないこと、叶えられないことの方が多いことを。
それでも・・・それでも、出来ないと思っていた波に初めて乗れたあの日なら、あの日だけなら何でも出来る自分に戻れるような気がして・・・
・・・告白の決意をした。
でもこの願いは叶えられないものだとわかっていると・・・、彼の心に自分の居場所はないとわかっていると・・・
・・・言えなかった。
「好き」という二言を。その二言は未だに心の中に閉まったまま。それでもそれは思い出として今も色褪せずに輝いている。
5センチメートルだけ進んだ日のこと
眩しかった日のこと、そんな夏の日のこと。
【第3章】
どこで間違えたんだろうか。
過去に交わした約束
それを果たそうとし続けてきた。
きっと自分ではわかっていた。その約束は果たされない。
でも、それでもそんな思いを否定し続けてきた。彼女なら、彼女ならきっと待ってくれていると。
でも彼女は違う方向へ5センチメートル移動していた。
自分も真反対に移動していたのかもしれない。
後には果たされない約束が残った。
とある踏切。
彼は彼女らしき人物とすれ違う。本当は彼女ではなかったのかもしれない。でも・・・それでも振り返った時に彼女も振り返ってくれるなら、あの時の約束が果たせるかもしれない。
−電車が通り過ぎた時、彼女の姿はなかった。
約束は思い出へと還った。
でもきっと歩き出せる。その思い出を糧に。
5センチメートルだけ進むことが出来た日
眩しかった日のこと、そんな春の日のこと
こんなイメージです。人それぞれで捉え方は異なるでしょうが、こんなイメージを持ったと奴もいたなあ、くらいで覚えてもらえたら嬉しいなあ
最後まで読んでくれた方ありがとう!
長文のため、興味ない方、ネタバレNGな方、また個人的な勝手な解釈NGの方はスルーでw
↓
【感想文と考察】
まずはイースエターナルから定評のある、相変わらずの光の使い方はさすがですw。まさに美しい。
さて、難しいのが本編。テーマは確実にあるのですが、「わかるんだけど言葉にするのが難しい」というイメージです。
勝手な解釈で感じたものを言葉にすると「心とは何か?」「思い出への還元」というものを子供〜大人にかけての描写で成長、葛藤、すれ違い等で現したものだと感じました。
下に個人的な勝手な解釈であらすじを書くと、こんなお話になるのかな?
私は一度しか見ていないので違う面も多そうですが
【第一章】
子供は疑うことを知らない。
憧れの警察官、飛行機のパイロット、何にだってなれる、何でも出来ると信じている。
だから彼等は相手のことも疑わない。男の子はどんなに遅れても彼女が待っていてくれると、女の子は彼が遅れても絶対に来てくれると。
彼等は再会する。どんなに遅れても、どんなに寒くても。そして誓いあう。
離れていてもずっとずっと好きだと。どんなに離れても、どんなに時が経っても、好きなままで再会しようと。
何にだってなれる。
何でも出来る。
だからこの時も少しも疑わなかった。
この約束もいつか叶えられると
5センチメートルだけ近づけた気がしていた、そんな日のこと
眩しかった日のこと、そんな冬の日のこと
【第二章】
好きな人がいる。
転校してきたあの男の子。
カッコ良くて、優しくて、一目惚れだった。
でも知っている。
彼には好きな子がいる。
会ったこともない彼の携帯電話の先の相手。
薄々気がついていた。
何でも出来るなんてことは有り得ない。出来ないこと、叶えられないことの方が多いことを。
それでも・・・それでも、出来ないと思っていた波に初めて乗れたあの日なら、あの日だけなら何でも出来る自分に戻れるような気がして・・・
・・・告白の決意をした。
でもこの願いは叶えられないものだとわかっていると・・・、彼の心に自分の居場所はないとわかっていると・・・
・・・言えなかった。
「好き」という二言を。その二言は未だに心の中に閉まったまま。それでもそれは思い出として今も色褪せずに輝いている。
5センチメートルだけ進んだ日のこと
眩しかった日のこと、そんな夏の日のこと。
【第3章】
どこで間違えたんだろうか。
過去に交わした約束
それを果たそうとし続けてきた。
きっと自分ではわかっていた。その約束は果たされない。
でも、それでもそんな思いを否定し続けてきた。彼女なら、彼女ならきっと待ってくれていると。
でも彼女は違う方向へ5センチメートル移動していた。
自分も真反対に移動していたのかもしれない。
後には果たされない約束が残った。
とある踏切。
彼は彼女らしき人物とすれ違う。本当は彼女ではなかったのかもしれない。でも・・・それでも振り返った時に彼女も振り返ってくれるなら、あの時の約束が果たせるかもしれない。
−電車が通り過ぎた時、彼女の姿はなかった。
約束は思い出へと還った。
でもきっと歩き出せる。その思い出を糧に。
5センチメートルだけ進むことが出来た日
眩しかった日のこと、そんな春の日のこと
こんなイメージです。人それぞれで捉え方は異なるでしょうが、こんなイメージを持ったと奴もいたなあ、くらいで覚えてもらえたら嬉しいなあ
最後まで読んでくれた方ありがとう!
コメント
観れば観る程、良い味が出てくる。
監督の特徴として、独白シーンが多いのと、言葉を最小限にして表現するところがありますからね。
想像の余地を残す作品というのは考察しがいがあるため私の大好きな分野ですw
だからこそ味があっていいと思うわけですが
多くを表現しない、それもまた美しい表現方法なんでしょうね
男は黙ってサッポロビール、そんな感じですねw