ヴァイス BCF東京2018 優勝!
2018年4月29日 Weiß Schwarz
今回は長文です
ヴァイスのBCF 東京2018に参加してきました
デッキは2年以上の調整を続けてきたぷよぷよ
デッキレシピは写真を載せておいたのですが
所謂あかぷよと言われるアーキタイプです
ぷよぷよというタイトルは使い手は多くないですが
実は今回のネオスにおいて4-1の柵越えをする自信はありました
理由としてあかぷよが滅茶苦茶有利な環境になっていたのと
そのような構築を準備出来たことです
環境に有利になった面として
①他タイトルのレベル0帯が移動等生き残ること、システムをメインとしたカードが増え、クロック相殺、ストック相殺が減り相手のキャラを割ることに関してはガードが甘くなっていた
②ひなろじ、有咲のレベル3早出しでずっと居座りをしてロックを決めるデッキ、ラブライブサンシャイン等の多面レベル2で早出しをするデッキが多く、そのカードに対応するために他のデッキも高いパワーで対処したり、風等のバウンスカードで対処するカードを入れたデッキが増えたため
③レベル1がリゼロ以外のデッキはレベル1相殺に対するガードが甘く、またシナジーでアドをとれるカードが増えたため、あかぷよ本体の5500~6000ラインで割れるキャラが増えたため
大きくこの3つになります
あとはここに当てはめてデッキを環境殺しにチューンアップしていけば
イケると思っていました。
【あかぷよデッキ説明】
ここであかぷよというデッキの説明です
あかぷよはもちろん相手のデッキにもよるのですが基本的に
先手、後手に構わず初手であかぷよを3面並べる動きです
それは基本割られないラインのためレベル0は場を完全に支配するデッキなのですが
あかぷよがここで強いポイントがひとつあって
「先手と後手の有利不利の差が他デッキと比べて圧倒的に少ない」
という面です
他デッキだとヴァイスは先手で移動を置いたり、その移動が割れなかったりオカ研挟んだりして先手プレイヤーが一気に流れを持っていくことが多いです
またレベル0はダイレクト面が開きやすいため思わぬダメージが入ってしまい、流れが傾いてしまうことも多くあります
これらを頭に入れて考えてみるとあかぷよは
・後手でも3面高パワーを並べるため相手の移動に人権を与えない
・こちらはダイレクト面が埋まるため高い打点が素通りしてしまう危険性が低い
・相手の事故に付け入りやすい
大きくこの3つの利点が強く、打点調整もやりやすいため
レベル0でこちらに流れを持っていけることがほとんどになります
1枚くらいは普通の相殺されても大体のあかぷよデッキは20枚以上のあかぷよがデッキに入っているためすぐに盤面に補充を行うことが出来ます
集中もあかぷよさえヒットすれば回収が可能なため手札も安定しやすいです
むしろ相手の盤面が開くため隙を付くチャンスにもなります
実際大会での先手は3回、後手が6回でした
これは後手でも下の振れ幅が少ないという証明と
このデッキの強いといえるポイントになると思います
もうひとつの強みはレベル2でレベル3を焼ける「虫が大好きなシグ」の存在です
このカードのおかげでひなろじ、有咲等の盤面に居座る系のデッキのプランを難しくさせたり早出し系のカードの人権をなくしたりできます
特に有咲は「こちらのアタック時にソウル-」のテキストのため
風などでもできなかった完全なCXシナジーの無効化を行えます
あとあかぷよ限定ではないのですが
ぷよにはキキーモラとウィッチという乱戦用カードが存在し
盤面負けていてもこの2枚だけで勝ててしまう場合もあります
そのため打点の入り方やお互いの山の状態を他のデッキ以上に
しっかり観察する必要があります
詳しくは後述で
【キーカードの説明】
ぷよぷよ自体にかなり変わったカードが多いため
一部、その基本的な使い方の説明を書きます
あくまでも基本ですw
・ムシが大好きなシグ
このデッキの最大コンセプトのひとつ
3枚山札を落とし、その中にあかぷよを含むカードがあれば前列のレベル3以下を焼き
相手の早出しに対する最大のアンサーであり
盤面が開いてダイレクトになるためソウル2扱いも出来
個人的には「あかぷよ専用の最強の早出しレベル3」という扱いをしていたりします
この3枚削りというのがポイントで例えば集中した時にCXが落ちず山にまだたくさん残っているな、という時は無理に出さずに別キャラでアタックに行ったり、逆に山にCX少ないときはレベル1でも焼きにいきます
山に触れる能力は本当に強い
本来のあかぷよの構築においてシグは1~2なのですが環境的に強すぎるので3枚採用
・ウィッチ
ぷよの隠れ壊れカードの1枚
真面目にこれとキキーモラだけでゲームを滅茶苦茶に出来る可能性があります
あかぷよが6000ラインまで行くのも大きいのですが
何より1コストでソウル上昇を割り振れる能力が強すぎです
相手がちょっと変なCXの引き方、トリガーの仕方をした瞬間に一気に試合が決まることがあります
あとは防御札回避のためのサイドのための打点調整とかすごく便利な場面多いです
採用枚数は1枚ですが集中による回収の優先度は高めです
・キキーモラ
ぷよ最大の壊れカード
ハンド1捨てでお互い疑似リフ
ヴァイスは打点が素通りしてしまった時や鬼のようにキャンセルをしても
山を崩すまでのCXの総量はお互いに変わらないため
山に残ったCXとうまくお付き合い出来れば、何だかんだで結構イーブンな展開になりやすい傾向があります
しかしこのキキーモラはそんなゲームの公平性をぶち壊します
相手「序盤素通りしてしまったけどまだ山にCX6枚あるし大丈夫でしょう」
↓
控え確認、CX1枚、別カード20枚
↓
ではキキーモラで
逆パターンで
リフ後からのトップ3キャン
↓
相手「次の打点は入りそうだな」
↓
集中回収からのキキーモラで
正直、この流れになると相手にゲームをさせなくなります
4回戦目、シングル1回戦目と決勝ではキキーモラで乱戦に持ち込んで勝ちました
シングル1戦目は本当に酷くキキーモラを4回使用しています
決勝は集中を引けない試合流れから乱戦狙いにシフトして
そのシフトのタイミングの練習が見事に成果を結んだ結果でした
ギャラリーからキャンセル強いといわれているのは聞こえていましたが
あれはキキーモラで自分のキャンセル効率をなるべく最大に、相手のキャンセル効率をなるべく最低にした結果だったりします
もちろんキャンセルも強かったですがw
それに加えてこのカードの能力、コストがハンド1捨てなのでCXの処理まで行ってしまいます
これ、最早メリットでしょ・・・w
この手の能力は自分に発動権利がある点がやはり強いですね
これは個人的にですが慣れないうちは相手の山を弱く出来るか、自分の山の修復のどちらかの目的が達成できるのであれば能力を使ってしまっていいと思っています
これだけ強いカードですが私もまだキキーモラのスペックの7割程しか引き出せていないと考えています
これからも要練習
・愛の科学反応 りすくませんぱい
応援と1コスト控室で4枚ルック
あまり見ないカードですが事故防止+集中を探す+終盤のキーカードを探す
という結構広い役割を持てる縁の下の力持ち
この型のあかぷよだとあまり使いませんが一応能力がレストが必要ないため
「集中→1コスト控室4枚ルック→3コストアンコール→1コスト控室4枚ルック」
の流れも可能です
フェーリ型あかぷよだと使う場面が増えるので一応念頭に
・りすくませんぱい
ちょっと変わった早出しとヒールと不思議な能力を持ったレベル3
この能力のトップチェックが思ったより強く
CXが見えると一時的に思い出に飛んでしまうのですが
それが+2の場合、綺麗な打点調整が出来たりします
サイドしたりチャンプ3点だったり
デメリットのはずなんですがメリットにしか見えない
かえってくるとちゃんとヒールするしこのレベル3もぷよの強みだと思っています
アルルとアミティは割愛します
長くなりすぎるので
キープ基準も難しいのですが
あかぷよ3枚以上+集中は絶対狙っていきます
残りはハンドの中身で臨機応変ですね
CXは割と落としてしまうこと多いです
あとはプレイも相手のデッキを見ながら変えるところが多いので
なんとも言えないところが多いのですが
レベル0で制圧or相手に打点差つけて有利を保つ
この2点のどちらかがひとつのポイントになります
制圧パターンに入った場合、レベル0からクロック2ドローをスキップすることもあります
真面目にw
一応結果の記入
1戦目 SW ○
2戦目 DC ○
3戦目 このすば ○
4戦目 ラブライブ ○
5戦目 このすば ○
シングル1戦目 リトバスはるかな ○
シングル2戦目 進撃 ○
シングル3戦目 キズナ ○
決勝 ラブライブサンシャイン ○
9-0 優勝
想定相手をあまり踏まなかったのでむしろきつかったかも?
でも大体デッキが頭に入っていたので
みんな五分から有利のマッチアップだったと思います
全勝優勝は本当にうれしいです
一番きつかったのは5回戦目の松井5段さん戦でした
あれが勝てたのは本当にラッキーでした
他は大体プラン通り行っているのでメタ読みは完璧だったかもしれないですね
2年間ずっと環境を見て調整し続けてきたタイトルが勝てるのは
本当に嬉しいですね
数えてみたらぷよぷよ4000回くらい一人回ししていたみたい
真面目にある程度のタイトルなら1000回一人回しすれば勝てると思っています
感謝のキキーモラ
おわり
ヴァイスのBCF 東京2018に参加してきました
デッキは2年以上の調整を続けてきたぷよぷよ
デッキレシピは写真を載せておいたのですが
所謂あかぷよと言われるアーキタイプです
ぷよぷよというタイトルは使い手は多くないですが
実は今回のネオスにおいて4-1の柵越えをする自信はありました
理由としてあかぷよが滅茶苦茶有利な環境になっていたのと
そのような構築を準備出来たことです
環境に有利になった面として
①他タイトルのレベル0帯が移動等生き残ること、システムをメインとしたカードが増え、クロック相殺、ストック相殺が減り相手のキャラを割ることに関してはガードが甘くなっていた
②ひなろじ、有咲のレベル3早出しでずっと居座りをしてロックを決めるデッキ、ラブライブサンシャイン等の多面レベル2で早出しをするデッキが多く、そのカードに対応するために他のデッキも高いパワーで対処したり、風等のバウンスカードで対処するカードを入れたデッキが増えたため
③レベル1がリゼロ以外のデッキはレベル1相殺に対するガードが甘く、またシナジーでアドをとれるカードが増えたため、あかぷよ本体の5500~6000ラインで割れるキャラが増えたため
大きくこの3つになります
あとはここに当てはめてデッキを環境殺しにチューンアップしていけば
イケると思っていました。
【あかぷよデッキ説明】
ここであかぷよというデッキの説明です
あかぷよはもちろん相手のデッキにもよるのですが基本的に
先手、後手に構わず初手であかぷよを3面並べる動きです
それは基本割られないラインのためレベル0は場を完全に支配するデッキなのですが
あかぷよがここで強いポイントがひとつあって
「先手と後手の有利不利の差が他デッキと比べて圧倒的に少ない」
という面です
他デッキだとヴァイスは先手で移動を置いたり、その移動が割れなかったりオカ研挟んだりして先手プレイヤーが一気に流れを持っていくことが多いです
またレベル0はダイレクト面が開きやすいため思わぬダメージが入ってしまい、流れが傾いてしまうことも多くあります
これらを頭に入れて考えてみるとあかぷよは
・後手でも3面高パワーを並べるため相手の移動に人権を与えない
・こちらはダイレクト面が埋まるため高い打点が素通りしてしまう危険性が低い
・相手の事故に付け入りやすい
大きくこの3つの利点が強く、打点調整もやりやすいため
レベル0でこちらに流れを持っていけることがほとんどになります
1枚くらいは普通の相殺されても大体のあかぷよデッキは20枚以上のあかぷよがデッキに入っているためすぐに盤面に補充を行うことが出来ます
集中もあかぷよさえヒットすれば回収が可能なため手札も安定しやすいです
むしろ相手の盤面が開くため隙を付くチャンスにもなります
実際大会での先手は3回、後手が6回でした
これは後手でも下の振れ幅が少ないという証明と
このデッキの強いといえるポイントになると思います
もうひとつの強みはレベル2でレベル3を焼ける「虫が大好きなシグ」の存在です
このカードのおかげでひなろじ、有咲等の盤面に居座る系のデッキのプランを難しくさせたり早出し系のカードの人権をなくしたりできます
特に有咲は「こちらのアタック時にソウル-」のテキストのため
風などでもできなかった完全なCXシナジーの無効化を行えます
あとあかぷよ限定ではないのですが
ぷよにはキキーモラとウィッチという乱戦用カードが存在し
盤面負けていてもこの2枚だけで勝ててしまう場合もあります
そのため打点の入り方やお互いの山の状態を他のデッキ以上に
しっかり観察する必要があります
詳しくは後述で
【キーカードの説明】
ぷよぷよ自体にかなり変わったカードが多いため
一部、その基本的な使い方の説明を書きます
あくまでも基本ですw
・ムシが大好きなシグ
このデッキの最大コンセプトのひとつ
3枚山札を落とし、その中にあかぷよを含むカードがあれば前列のレベル3以下を焼き
相手の早出しに対する最大のアンサーであり
盤面が開いてダイレクトになるためソウル2扱いも出来
個人的には「あかぷよ専用の最強の早出しレベル3」という扱いをしていたりします
この3枚削りというのがポイントで例えば集中した時にCXが落ちず山にまだたくさん残っているな、という時は無理に出さずに別キャラでアタックに行ったり、逆に山にCX少ないときはレベル1でも焼きにいきます
山に触れる能力は本当に強い
本来のあかぷよの構築においてシグは1~2なのですが環境的に強すぎるので3枚採用
・ウィッチ
ぷよの隠れ壊れカードの1枚
真面目にこれとキキーモラだけでゲームを滅茶苦茶に出来る可能性があります
あかぷよが6000ラインまで行くのも大きいのですが
何より1コストでソウル上昇を割り振れる能力が強すぎです
相手がちょっと変なCXの引き方、トリガーの仕方をした瞬間に一気に試合が決まることがあります
あとは防御札回避のためのサイドのための打点調整とかすごく便利な場面多いです
採用枚数は1枚ですが集中による回収の優先度は高めです
・キキーモラ
ぷよ最大の壊れカード
ハンド1捨てでお互い疑似リフ
ヴァイスは打点が素通りしてしまった時や鬼のようにキャンセルをしても
山を崩すまでのCXの総量はお互いに変わらないため
山に残ったCXとうまくお付き合い出来れば、何だかんだで結構イーブンな展開になりやすい傾向があります
しかしこのキキーモラはそんなゲームの公平性をぶち壊します
相手「序盤素通りしてしまったけどまだ山にCX6枚あるし大丈夫でしょう」
↓
控え確認、CX1枚、別カード20枚
↓
ではキキーモラで
逆パターンで
リフ後からのトップ3キャン
↓
相手「次の打点は入りそうだな」
↓
集中回収からのキキーモラで
正直、この流れになると相手にゲームをさせなくなります
4回戦目、シングル1回戦目と決勝ではキキーモラで乱戦に持ち込んで勝ちました
シングル1戦目は本当に酷くキキーモラを4回使用しています
決勝は集中を引けない試合流れから乱戦狙いにシフトして
そのシフトのタイミングの練習が見事に成果を結んだ結果でした
ギャラリーからキャンセル強いといわれているのは聞こえていましたが
あれはキキーモラで自分のキャンセル効率をなるべく最大に、相手のキャンセル効率をなるべく最低にした結果だったりします
もちろんキャンセルも強かったですがw
それに加えてこのカードの能力、コストがハンド1捨てなのでCXの処理まで行ってしまいます
これ、最早メリットでしょ・・・w
この手の能力は自分に発動権利がある点がやはり強いですね
これは個人的にですが慣れないうちは相手の山を弱く出来るか、自分の山の修復のどちらかの目的が達成できるのであれば能力を使ってしまっていいと思っています
これだけ強いカードですが私もまだキキーモラのスペックの7割程しか引き出せていないと考えています
これからも要練習
・愛の科学反応 りすくませんぱい
応援と1コスト控室で4枚ルック
あまり見ないカードですが事故防止+集中を探す+終盤のキーカードを探す
という結構広い役割を持てる縁の下の力持ち
この型のあかぷよだとあまり使いませんが一応能力がレストが必要ないため
「集中→1コスト控室4枚ルック→3コストアンコール→1コスト控室4枚ルック」
の流れも可能です
フェーリ型あかぷよだと使う場面が増えるので一応念頭に
・りすくませんぱい
ちょっと変わった早出しとヒールと不思議な能力を持ったレベル3
この能力のトップチェックが思ったより強く
CXが見えると一時的に思い出に飛んでしまうのですが
それが+2の場合、綺麗な打点調整が出来たりします
サイドしたりチャンプ3点だったり
デメリットのはずなんですがメリットにしか見えない
かえってくるとちゃんとヒールするしこのレベル3もぷよの強みだと思っています
アルルとアミティは割愛します
長くなりすぎるので
キープ基準も難しいのですが
あかぷよ3枚以上+集中は絶対狙っていきます
残りはハンドの中身で臨機応変ですね
CXは割と落としてしまうこと多いです
あとはプレイも相手のデッキを見ながら変えるところが多いので
なんとも言えないところが多いのですが
レベル0で制圧or相手に打点差つけて有利を保つ
この2点のどちらかがひとつのポイントになります
制圧パターンに入った場合、レベル0からクロック2ドローをスキップすることもあります
真面目にw
一応結果の記入
1戦目 SW ○
2戦目 DC ○
3戦目 このすば ○
4戦目 ラブライブ ○
5戦目 このすば ○
シングル1戦目 リトバスはるかな ○
シングル2戦目 進撃 ○
シングル3戦目 キズナ ○
決勝 ラブライブサンシャイン ○
9-0 優勝
想定相手をあまり踏まなかったのでむしろきつかったかも?
でも大体デッキが頭に入っていたので
みんな五分から有利のマッチアップだったと思います
全勝優勝は本当にうれしいです
一番きつかったのは5回戦目の松井5段さん戦でした
あれが勝てたのは本当にラッキーでした
他は大体プラン通り行っているのでメタ読みは完璧だったかもしれないですね
2年間ずっと環境を見て調整し続けてきたタイトルが勝てるのは
本当に嬉しいですね
数えてみたらぷよぷよ4000回くらい一人回ししていたみたい
真面目にある程度のタイトルなら1000回一人回しすれば勝てると思っています
感謝のキキーモラ
おわり
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